院長ブログ

2014年1月27日 月曜日

アドレナル・ファティーグ

本間良子先生、本間龍介先生によるアドレナル・ファティーグ総論セミナーに参加しました。

本間夫妻は、アドレナル・ファティーグの提唱者であるJames L Wilson博士に師事し、Wilson博士の著書を翻訳して日本に紹介された先生です。医者も知らないアドレナル・ファティーグというタイトルで、アンチエイジングに携わる医師の間ではよく知られている本です。昨年末には、しつこい疲れは副腎疲労が原因だった(祥伝社黄金文庫)という、アドレナルファティーグに関する著書を出版されました。

本間先生(夫妻)は,医学的な根拠だけではなく、ご自身がアドレナルファティーグで悩まれた体験をもとに治療にあたられており、患者様と向き合う真摯な姿勢が印象的でした。

私たちは、ストレスに出会うと、副腎から、抗ストレスホルモンであるコルチゾールやDHEAというホルモンが分泌され、ストレスに対処します。ストレスが過剰になると、コルチゾールの分泌が増えてDHEAの分泌が減ります。さらにストレスが続くと、コルチゾールまでも分泌できなくなり、慢性的な疲労・疲労感に陥ってしまいます。これをアドレナル・ファティーグ(副腎疲労症候群)といいます。ひどい場合は、ベッドから起き上がることもできなくなります。まじめでがんばりすぎの人がなりやすく、一般的な検査では異常が認められないため、いろいろな医療機関を受診しても診断がつかず、単なるなまけ病と言われたり、うつ病の薬を処方されたりすることも多いようです。

診断には、唾液検査を用い、1日4回唾液を採取して,コルチゾールとDHEAの変動を見ます。
治療は、生活習慣の改善、サプリメントによる腸の働きや栄養状態の改善、デトックスが主体になります。
具体的に治療法を決定するには、有害金属の検査(尿または毛髪)、遅延型フードアレルギー検査(血液)、有機酸検査(尿)などの検査が必要になります。これらの検査は、当院でも行っております。

九州でも、このような患者様に対応できますように、しっかりと勉強を続けていきたいと思います。



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